日本財団 図書館


 

他人の通信に介入してくるハッカ−のおそれもある。
 このため、送受信するEDIデ−タの重要度に即応したセキュリティを組み込む必要がある。(セキュリティについては、「2.5 セキュリティの手順およびサ−ビス」参照。)
4.通信方法
(1)通信の方法
 EDIを利用して商取引を行うことを目的とした通信方法にはさまざまな形態のものがある。
 その典型的なものとしては、?EDI取引当事者が各自のシステムを利用して、直接、電子情報の交換を行うもの(2者直結)と、?EDI取引当事者間に「第三者サ−ビス提供者」(VAN)が介在し、VANの提供する通信処理や情報処理などのサ−ビスを利用して電子情報の交換を行うもの(VAN経由)がある。(「VAN経由」の場合においては、「VAN to VAN」という形態もとられている。)
 ?2者直結型
 (受信者起動型)
 ・発信者が自社のコンピュ−タ・システムのメ−ルボックスに発信デ−タを書き込み(記憶させ)、受信者がそのデ−タを読みだす形態のもの(この方法が一般的である。)

 

062-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION